HLA（ヒト白血球型抗原）技術情報用語集
WHO命名委員会
WHO Nomenclature Committee for Factors of the HLA System
HLAアレルを命名します。
HLA分子をコードする遺伝子は高度に多型であり、系統的命名法が必要であることが認識されています。 HLA複合体は、第6染色体の短腕上の6p21.3領域内に位置し、多様な機能を有する220以上の遺伝子を含んでいます。 多くの遺伝子は、免疫システムのタンパク質をコードしています。 新しいHLA遺伝子、アレルのシークエンスの命名、およびその品質管理は、HLAシステム関するWHO命名委員会の責任となっています。 この委員会は、1968年に初めて会議を開き、基準を定めてきました。 委員会は21人のメンバーがおり、定期的に会議を開き命名について議論し、HLA抗原、さらに最近では遺伝子とアレルの19の主要な報告書を発表しています。HLA抗原の標準化は、国際組織適合性ワークショップでタイピング試薬と細胞の交換によって行われています。