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STEMCELL Technologies ClonaCell ClonaCell-HY Hybridoma Kit

  • 研究用

ClonaCell™-HY Hybridoma Kit(ST-03800)には、ハイブリドーマ作製とモノクローナル抗体産生の全過程のための培地と試薬が含まれています。ClonaCell™-HYの方法では、メチルセルロースベースで半固形の選択培地によって、ハイブリドーマの選択とクローニングをワンステップで行います。個々のハイブリドーマクローンとその子孫は、半固形培地中で一緒に局在化したまま増殖し各コロニーを形成します。これにより、液体培地中の選択で起こり得る、増殖がより速い細胞の過剰増殖による希少クローンの損失を防ぎます。ハイブリドーマのコロニーは、半固形培地から手動またはロボットで容易に回収でき、液体増殖培地に分散させてスクリーニングおよび増殖できます。

このキットは、マウスとラットのハイブリドーマ作製、およびモノクローナル抗体の産生に使用できることが確認されています。また、ヒト、マウス、ラット、ハムスターを含む様々な宿主動物由来のリンパ球を用いたハイブリドーマの産生、クローニング、および増殖に適することが報告されています。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

ClonaCell™-HY Hybridoma Kitは、ハイブリドーマ作製のための完全キットです

  • HAT選択とクローニングが1ステップで終了
  • モノクローナル抗体産生、ハイブリドーマの作製期間が11-26日間短縮
  • 限界希釈、再クローニングが不要
  • 操作が少なく、培養中のコンタミネーションリスクが減少
  • 成長因子、B細胞刺激因子を加えたメチルセルロースがsingle cellの成長に最適な環境を提供
  • Direct cloningにより、抗体産生能のある成長の遅いコロニーの選択率が向上
  • 多数のハイブリドーマのスクリーニングが可能(100mmペトリ皿10枚に1000個以上のクローンを産生)

キット内容

  • Pre-Fusion Medium A (ST-03801): ミエローマの生育とハイブリドーマの増殖用培地
  • Fusion Medium B (ST-03802): 細胞融合前のwashおよび細胞融合用培地
  • Recovery Medium C (ST-03803): ハイブリドーマのviability向上用培地
  • Cloning Medium D (ST-03804): 半固形HAT選択培地
  • Growth Medium E (ST-03805): ハイブリドーマ増殖用培地
  • Pre-tested PEG (ST-03806): 細胞融合用ポリエチレングリコール

各コンポーネントの個別販売もおこなっております。

ハイブリドーマクローニングのワークフロー

03800_workflow.jpg

使用方法の詳細は、テクニカルマニュアルをご覧ください。

クローニング方法の比較表: 従来法(限界希釈)、ClonaCell-HY、ClonaCell-HY 96-well法

03800_list.jpg

データ紹介

ClonaCell-HY_D_colonies1.png

図1. ハイブリドーマ細胞の半固体クローニングにおけるClonaCell-HY Medium Dと他社培地のコロニーの比較
タンパク質抗原オボアルブミンで免疫したBALB/cマウスの脾臓細胞をSP2/0ミエローマ細胞と融合させて播種しました。同数の細胞を10 mLの(A)ClonaCell-HY Medium D、または(B)他社製メチルセルロース培地に懸濁しました。細胞を10 cm培養皿に播種し、37℃、5%CO2の加湿インキュベーター内で14日間培養しました。

ClonaCell-HY_D_colonies2.png

図2. ClonaCell-HY Medium Dと他社培地におけるハイブリドーマコロニー数の比較
オボアルブミン免疫BALB/cマウス4匹の脾臓細胞をSP2/0ミエローマ細胞と融合させて播種しました。各マウス由来の細胞を、4つの密度で播種しました。14日間培養後にClonaCell EasyPickを用いてコロニーを自動カウントしました。ドットプロットは各マウスの脾臓細胞106個あたりのコロニー数、横線は各培地の平均値を示します。培地間の差異は非常に有意でした(ポアソン回帰:p <0.0001)。

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