ログインVERI+CLUB へログインが必要です。
メールアドレス
パスワード

パスワードを忘れた方

STEMCELL Technologies STEMdiff STEMdiff™ Spinal Cord Organoid Differentiation Kit

  • 研究用
  • 新製品

STEMdiff™ Spinal Cord Organoid Differentiation Kit(ST-100-1524)は、ヒト多能性幹細胞(hPSC)から3次元のパターン化された脊髄オルガノイドを、マトリックス包埋せずに作製する無血清培地キットです。AggreWell™800と併用することで、オルガノイドの融合を防ぐとともに、1キットあたり300個までのオルガノイド作製をサポートし、より強力な統計的複製と詳細な縦断的研究を可能にします。

本品で作製される脊髄オルガノイドは、Sergiu Paşca博士のプロトコル(Andersen J et al. Cell, 2020; Yoon SJ et al. Nature Methods, 2018)に基づいており、発達中のヒト頚髄を代表する細胞組成と構造組織を有する3次元 in vitro モデルです。様々な細胞株間で形態の再現性が高くサイズが均一な脊髄オルガノイドは、機能的な3Dシステム内でモーターニューロンを研究するための信頼性の高いモデルとなります。

脊髄オルガノイドは、アセンブロイド(AssemBloids™、集合体)として共培養し、脳領域間の相互作用を研究することもできます(Andersen J et al. Cell. 2020)。また、STEMdiff™ Neural Organoid Maintenance Kit(ST-100-0120)により50日以上の長期に培養維持でき、予測アッセイ、ハイスループット表現型スクリーニング、および神経毒性アッセイにも使用可能です。

2018/05/14 12:00の製品情報

VERI+NETのご注文はこちらから

本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

STEMdiffTM Spinal Cord Organoid Differentiation Kitで、hPSCから脊髄オルガノイドを強力に作製

  • マトリックスフリーの培養系で、埋め込み手順が不要
  • 細胞株間で均一なサイズ、形態の高い再現性
  • AggreWell™800を使用して、1キットあたり最大300個のオルガノイドを作製
  • アッセイやスクリーニングのための、オルガノイド長期培養と生存が可能
  • 領域特異的なオルガノイドをモジュール式に組み合わせて、高次元の共培養モデル (AssemBloids™) を作製可能

データ紹介

100-1524_C_DA0021NE_data_03.jpg

STEMdiffTM Spinal Cord Organoid Differentiation Kitで作製した脊髄オルガノイドにおける神経関連マーカー分子の発現

STEMdiff™ Spinal Cord Organoid Differentiation Kitを用いてヒト多能性幹細胞(hPSC)から誘導された脊髄オルガノイドでは、期待されるマーカー発現が免疫染色で確認できます。
(A) 上図:培養30日目には、運動ニューロンマーカーISL1(マゼンタ)、HB9(緑)、CHAT(シアン)が発現しています。下図:運動ニューロンマーカーFOXP1(シアン)、V2aグルタミン酸作動性介在ニューロンマーカーCHX10(赤)も発現しています。
(B)培養75日目以降、脊髄オルガノイドはアストロサイトマーカーGFAP(マゼンタ)とS100β(緑)、オリゴデンドロサイトマーカーMBP(シアン)を発現しています。

関連リンク

関連製品

製品についてのお問い合わせ

掲載製品の技術情報、在庫や価格など、各窓口にお気軽にご相談ください。

法規制アイコン
毒 毒物及び劇物取締法の「毒物」(法第2条別表第1)を含む製品です。
劇 毒物及び劇物取締法の「劇物」(法第2条別表第2)を含む製品です。
カ 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(通称カルタヘナ法)の使用規制対象となる製品です。 ご使用に際しては規制に即し適切にお取り扱いください。
労 労働安全衛生法の「名称等を表示すべき危険物及び有害物」(法第57条)、あるいは「名称等を通知すべき危険物及び有害物」(法第57条第2項)を含む製品です。
向 麻薬及び向精神薬取締法の「麻薬向精神薬原料」(法第2条の7、別表第4)を含む製品です。