Streck Urine Preservative Streck Urine Preserve
- 研究用
Streck社の細胞安定化技術を元に開発された、尿中の核酸成分の保存液です。
メーカーの開発担当者による解説
セルフリー成分保存製品を活用したリキッドバイオプシーの現状と将来(Streck社)
こちらの特集記事もご覧ください 尿を活用したリキッドバイオプシーに「Streck Urine Preserve」
製品の特長
Streck Urine Preserveは尿中に存在する血液細胞の安定化およびゲノムDNAの遊離を防ぎ、尿中の核酸成分(cfDNA、EV由来RNA、ウイルスRNAなど)を安定保存できるready-to-useの保存液です。
溶液は青色に着色されているため、試料に添加したかどうかがすぐにわかります。また、添加後の試料は室温保管が可能なため、輸送・保管コストを抑えられます。
試料から抽出した核酸成分はqPCR、ddPCRなど様々なダウンストリームアッセイに利用することができます。
製品概要
保存可能な試料量 | 25-100 mL |
試料保存期間 | 6-37℃で7日間安定 |
製品の有効期限(未使用) | 製造後約2年 |
製品の保管条件(未使用) | 直射日光を避け、2-30℃で保管(2-40℃の場合は14日間まで) |
使用方法
① 採取後2時間以内の尿にUrine Preserveを全量(5 mL)加えます。※1ボトル(5 mL)で25-100 mLの尿に適用可能です。
② 穏やかに3-5回撹拌します。
③ 適切な温度(6-37℃)で保管します。(7日間まで安定保存可能)
④ 市販のキットを使用してcfDNA、RNA等を抽出します。
Streck社技術資料
cfDNAの保存性について(Streck社サイト:英語)
cfRNA(EV由来)の保存性について(Streck社サイト:英語)
尿中剥離細胞の保存性について(Streck社サイト:英語)
ウイルスRNAの保存性について(Streck社サイト:英語)
製品資料
RNA Complete BCT/Streck Urine Preserve フライヤー(日本語)
Streck Urine Preserve フライヤー(Streck社サイト:英語)
Streck Urine Preserve IFU(Streck社サイト:英語)