FAQ
- タンパク・遺伝子発現解析
- Dynabeads Protein AまたはDynabeads Protein Gで間接法で用いる抗体量はどうやって決めればよいでしょうか?
- 免疫沈降を間接法でおこなう場合、系内の抗体量をビーズに結合できる量より少なくする事でロスを減らせます。用いる抗体によりビーズへの結合量は異なるため、結合能の目星をつけていただくために検討をお勧めしています。Dynabeads Protein A または Dynabeads Protein G 50 μL (1.5 mg) に抗体が1-10 ug程度結合できるとされています。下記に測定方法の例を紹介します。 先ず1.5 mgの Dynabeads Protein A または Dynabeads Protein G にプロトコールに従い使用される抗体を1 μg結合させます。 ↓ 結合反応終了後、ビーズを磁石で回収します。 ↓ 上清の吸光度を測定します。 ↓ 続いて先のビーズに抗体を1 μg結合させ、反応終了後上清の吸光度を測定します。 ↓ 結果を見つつ上記を繰り返します。 ↓ 吸光度(例:280 nm での吸光度)をプロットして抗体の結合量を見積もります。