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注目の製品情報

2019/09/09

【ADME-Tox製品】BioIVT社ミクロソーム・S9

  • 細胞・生体試料

BioIVT社では、細胞成分の分離および細胞内分画(サブセルラーフラクション)の精製も行っています。

肝臓モデル選択ガイド

適切な肝臓モデルの選択には以下のガイドを参照ください。

BioIVT社 サブセルラーフラクション

サブセルラーフラクション調製の最初のステップは、細胞成分の分離を行うために、等張緩衝液で組織をホモジナイズすることから始まります。続けて分画遠心分離により、ミクロソーム、S9、サイトゾル、リソソーム、ミトコンドリアなどの精製オルガネラ画分を分離できます。

ivt_subcellular.jpg

ミクロソームとS9は、フェーズIおよびII酵素を代謝アッセイで研究するために利用されます。BioIVT社は、サブセルラーフラクションに関して、さまざまなオプションを製造しており、スタンダードな製品としてはヒトおよび動物由来のミクロソームとS9があります。また、カスタム調製として、脳、腎臓、肺、腸、心臓、皮膚などその他組織由来の製品もリクエストを頂戴する事がございます。

BioIVT社のサブセルラーフラクションは、最も高い酵素活性レベルを得るために新鮮な全組織から製造されます。以下の様なサブセルラーフラクションをご用意しております。

  • ホモジネート
  • ミクロソーム
  • S9
  • サイトゾル
  • リソソーム
  • ミトコンドリア

また、これらのサブセルラーフラクションはお客様の仕様に合わせて以下の様なカスタマイズをする事も可能です。

  • バッファー組成の変更
  • バイアル構成
  • タンパク質濃度 (mg/mL)
  • 酵素特性
  • 組織
  • マッチしたセット (ミクロソーム、S9、サイトゾルなど)
  • 市場で入手可能な動物からの調製

ミクロソーム

ミクロソームは、創薬において化合物の代謝を研究するための有効なツールです。ミクロソームは、組織をホモジナイズするステップ中に小胞体の断片から形成された人工の小胞様構造になります。BioIVT社は、さまざまな速度での遠心分離プロセスを経る事で、精製されたミクロソーム製品を製造しています。ミクロソームには、生体異物のフェーズI代謝に関与するシトクロムP450酵素(CYP)のファミリーが含まれています。ミクロソームには、UGTやFMOなどの他の膜タンパク質も含まれています。

BioIVT社は、ミクロソームに関してさまざまなオプションを製造しています。スタンダード製品には、新鮮なヒトおよび動物の肝臓組織から調製されたミクロソームが含まれます。また、カスタム調製として、脳、腎臓、肺、腸、心臓、皮膚などその他組織由来の製品も対応可能です。

ミクロソームは、お客様の仕様に合わせて以下の様なカスタマイズをする事も可能です。

  • バッファー組成の変更
  • バイアル構成
  • タンパク質濃度 (mg/mL)
  • 酵素特性
  • 組織
  • マッチしたセット (ミクロソーム、S9、サイトゾルなど)

S9

S9画分には、細胞のミクロソームおよびサイトゾル成分が含まれています。S9画分は、上清にある組織ホモジネートの最初の低速遠心分離後に得られます。S9画分には、フェーズIおよびIIの両方の代謝酵素が含まれており、ほぼ完全な代謝物プロファイルを提供します。S9画分は、一般的にin vitro固有クリアランスまたは代謝物IDの測定に使用されます。フェーズII代謝経路を調査する際には、UDPGAやPAPSなどのコファクターを使用する必要があります

BioIVT社は、S9画分に関してさまざまなオプションを製造しています。スタンダード製品には、新鮮なヒトおよび動物の肝臓組織から調製されたS9が含まれます。また、カスタム調製として、脳、腎臓、肺、腸、心臓、皮膚などその他組織由来の製品も対応可能です。

S9は、お客様の仕様に合わせて以下の様なカスタマイズをする事も可能です。

  • バッファー組成の変更
  • バイアル構成
  • タンパク質濃度 (mg/mL)
  • 酵素特性
  • 組織
  • マッチしたセット (ミクロソーム、S9、サイトゾルなど)

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