Charles River Laboratories Advance Celsis Advance II
- 研究用
Celsis Advance IIは、世界中の企業でトイレタリー製品・化粧品・医薬品など幅広い製品の原料・中間体・完成品の微生物迅速試験に利用されています。迅速かつ全自動の微生物試験により、原料・中間体・完成品の在庫量を削減し、製造サイクルの短縮を可能にします。Celsis Advance IIは、1回のランで162本のチューブを測定可能なハイスループット機種です。
従来型のCelsis Advanceと検出系や検出感度は変わらないため、Celsis Advanceを導入済みの施設には、機器の評価試験をせずにCelsis Advance IIへ移行可能な仕様になっています。
製品の特長
特徴
高精度・高感度な試験を実現
- 検出感度: 製品1 gまたは1 mLあたり1 cfu
- 微生物由来の酵素活性を利用することで高感度にATP活性を測定します
迅速性
- 細菌は18時間、酵母およびカビは24時間の培養で検出します (菌種により異なる場合がございます)
- 1回のランの所要時間は約45分です
- 1回のランで最大162本の試料(チューブ)を同時に検出することができます
(通常N=2で実施します。またネガティブコントロールとしてチューブ2本を使用します)
簡便な操作性
- ハンズオン作業は前培養した検体をキュベットに分注するのみで、試薬の分注や測定は全自動で実行されます
多種多様な検体に対応
- 従来法やフィルターを用いた方法では測定がむずかしい、クリームや粉末などの測定も対応可能です
Celsis® Advance II™ 機器仕様
- 外寸: 幅66 × 高さ40 × 奥行43 (cm)
- 重量: 28 kg
- 電源: 115V
- 処理サンプル数: 162
- 取り付け可能な試薬ボトル数: 4本 ※標準は3本
解析ソフトウエアについて
- 一目で結果の把握がしやすいように設計されています
- 簡単に測定プログラムのカスタマイズができます
- 自動レポート作成機能が付いています
- 得られたデータはCSV等にエクスポート可能です
Celsis Advance IIを用いた微生物迅速試験の流れ
- 培地 99 mLにサンプル(1 gまたは1 mL)を添加
- 増菌培養(30℃・18時間~、振盪培養)
- 細胞壁の破壊(※カビを検出したい場合のみ)
- 各検体50 μLをキュベットに添加、機器にセット
- Celsis Advance IIで測定
製品記事
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- Celsis Rapid Microbial Detection System:ATP法による微生物迅速試験
FAQやマニュアルをご覧いただけます!- カスタマーサポートページ:微生物迅速試験はCelsis Rapid Microbial Detection Systemに決まり!