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STEMCELL Technologies MesenCult MesenCult ACF Plus Medium Kit

  • 研究用

MesenCult™-ACF Plus Medium(ST-05445)は、ヒト間葉系間質細胞(MSC、間葉系幹細胞とも呼ばれる)の分離と培養のために標準化された無血清培地です。骨髄または脂肪組織を含む複数の供給源由来のヒトMSCを、血清を用いずに培養するために最適化されています。培地の組成は、動物性成分フリー(ACF)、かつ細胞外小胞(EV)フリーですので、細胞の均質性と実験の再現性を向上させることが期待できます。血清含有培地またはEV除去血清含有培地と比べてMSCの増殖効率(速度および塁積細胞数)が高く、機能を損なうこともありません。培養細胞はMSCを特徴づける表面マーカー発現を示し、増殖速度と3系列への分化能を維持します。

MesenCult™-ACF Plus Mediumは、definedな組成の完全なACF培養システムを実現するために、Animal Component-Free Cell Attachment Substrate (#07130) およびAnimal Component-Free Cell Dissociation Kit(ST-05426)と組み合わせて使用​​する必要があります。Animal Component-Free Cell Attachment SubstrateとAnimal Component-Free Cell Dissociation Kitの成分はスクリーニング済みで、MesenCult™-ACF Plus Mediumでの培養時の最適な細胞接着について評価済みです。

MesenCult™-ACF Plusを含むMesenCult™培地で培養したヒトMSCを、動物性成分フリーで最適に凍結保存するには、MesenCult™-ACF Freezing Medium(ST-05490)を推奨します。分化培地を含む関連製品の完全なリストについてはお問い合わせください。

注:MesenCult™-ACF Plus Mediumの完全培地には、L-Glutamine(ST-07100)の添加が必要です。

2018/05/14 12:00の製品情報

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本製品は研究目的にのみ使用し、人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないようにご注意ください。

製品の特長

*本製品は培地のみです。培地に加えて細胞接着用基質も必要な場合は、MesenCult™-ACF Plus Culture Kit(ST-05448)をご利用ください。

特長

  • CONSISTENCY. 動物性成分フリー(ACF*)の組成で再現性が向上
  • HIGH-PERFORMANCE. 血清含有培地より優れた増殖効率
  • FUNCTIONAL. 継代培養の初期から後期まで、MSCsの3系統分化能を維持
  • OPTIMIZED. ヒト組織から直接のMSC培養に最適化

*ACF (Animal Component-Free) の定義:
STEMCELL Technologies社の培地については、以下のように定義されています。

  • 完成品には、動物(ヒトを含む)の組織や体液、あるいは動物の組織や体液から単離または精製された成分は含まれていません。
  • 動物細胞株または発酵プロセスで生産されたものを含む、動物または非動物の組み換えタンパク質が含まれることがあります。
  • 動物由来の成分は、特に明記しない限り、製造の2次または3次レベルで原材料として使用されている可能性があります。

データ

ヒト骨髄由来MSC増殖

MesenCultACFPlus_data[1].jpg

他社培地(ゼノフリーおよび血清フリー)より増殖が速い。MesenCult-ACF Plus(n=4)、Commercial Medium 1(n=3)、Commercial Medium 2(n=2)の増殖比較。

多分化能の保持

MesenCultACFPlus_diff_data[1].jpg

MesenCult-ACF Plusで増殖したヒト骨髄由来MSC(A)は、脂肪細胞(Oil Red O染色)(B)、軟骨細胞(Alcian Blue染色)(C)、骨芽細胞(Alizarin Red S染色)(D)に分化可能。

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法規制アイコン
毒 毒物及び劇物取締法の「毒物」(法第2条別表第1)を含む製品です。
劇 毒物及び劇物取締法の「劇物」(法第2条別表第2)を含む製品です。
カ 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(通称カルタヘナ法)の使用規制対象となる製品です。 ご使用に際しては規制に即し適切にお取り扱いください。
労 労働安全衛生法の「名称等を表示すべき危険物及び有害物」(法第57条)、あるいは「名称等を通知すべき危険物及び有害物」(法第57条第2項)を含む製品です。
向 麻薬及び向精神薬取締法の「麻薬向精神薬原料」(法第2条の7、別表第4)を含む製品です。