STEMCELL Technologies TeSR TeSR-E8 (2-Component)
- 研究用
「TeSR™-E8™」は、ヒト多能性幹細胞(ES/iPS細胞)を維持培養するためのフィーダーフリー、動物性成分フリー(Animal Component-Free)の培地です。最も論文掲載されているES/iPS細胞用フィーダーフリー培地「mTeSR™1」を設計した主要研究グループ、Dr. James Thomson(ウィスコンシン大学マディソン校)の研究室によって開発された「E8」の組成に基づいています。
mTeSR™1と同様に、TeSR™-E8™は最高レベルの品質と配慮の下で作られています。ES/iPS細胞の維持に必要とされる重要な要素だけを含む、もっとも簡潔な培地です。TeSR™-E8™は、Corning® Matrigel® hESC-qualified matrix、Biolaminin 521 LN のどちらとも併用できます。あるいは Vitronectin XF™ と併用して、完全に定義された (defined) 組成のゼノフリー培養系を実現できます。
製品の特長
TeSR™-E8™で、hPSCをシンプルな低タンパク質の培養条件下に維持
- mTeSR1の組成に基づき、必要最低限の8要素だけを含む低タンパク(mTeSR1の1/400)な無血清培地
- 動物性成分を含まない、Animal Component-Free *の組成
- フィーダーフリー培養
- 継代間隔は4 - 7日の間で調節可能(細胞塊のサイズ・播種密度を調整)
- 週末の培地交換が不要になる方法あり(詳細はこちら>>)
- 長期継代後に増殖・多能性を維持
- リコンビナントのVitronectin XF(製品コード:ST-07180)を併用すれば、毎回同一で明確な条件かつゼノフリーで培養可能
* Animal Component-Free、ACF、動物性成分フリーとは(STEMCELL Technologies社の定義)
・完成品には、動物(ヒトを含む)の組織や体液、あるいは動物の組織や体液から単離または精製された成分は含まれていません。
・動物細胞株または発酵プロセスで生産されたものを含む、動物または非動物の組み換えタンパク質が含まれることがあります。
・動物由来の成分は、特に明記しない限り、製造の2次または3次レベルで原材料として使用されている可能性があります。