BioLamina ヒト組み換えLaminin Biolaminin 521 LN
- 研究用
ヒト初期胚細胞で発現するラミニンで、ヒト多能性幹細胞の増殖を効果的にサポートします。
シングルセル化したヒトES細胞、iPS細胞をROCKインヒビターなしに未分化のまま単層培養および継代できます。
製品の特長
Biolaminin-521の特徴
- α5鎖、β2鎖、γ1鎖から構成されるラミニン (旧称:ラミニン-11)
- 通常、ヒトES細胞で発現及び分泌
- 腎臓、神経筋接合部、肺、胎盤でも発現
ヒトES/iPS細胞培養に用いる利点
- 動物由来成分フリーで明確 (defined) な組成、フィーダーフリーの培養システムでヒトES細胞及びiPS細胞の自己再生を促進
- トリプシン処理後に ROCK inhibitor を必要とせず、シングルセル化したヒト多能性幹細胞の生存と増殖をサポート
- 他社マトリックスと比較して増殖が速い
- 長期継代培養でも正常な核型を維持
データ紹介
ヒト多能性幹細胞をモノレイヤーで増殖
Biolaminin-521はロバストかつ均一なヒト多能性幹細胞を単層で増殖できます。
高効率な細胞増殖
Biolaminin-521 (図中 LN-521) で培養した細胞は、他の細胞外マトリックスに比べて効率よく増殖します。
製品記事
- Laminin-521:多能性幹細胞の生存率・増殖効率アップに最適なマトリックス
- 完全長ラミニンvs. 断片ラミニンの比較:コスト、細胞機能、細胞形態、増殖能など
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